


ユビキタスネットワーク社会の新メディア
New Media in Ubiquitous Network Society
メディア情報科学研究所 間瀬 健二
これまでのコミュニケーションは、電話や電子メールなどによる“いつどこで何がある”等といった必要最小の情報を伝えることが主でした。しかし、来るべきユビキタス情報環境社会では、文字や画像や音声による事実の伝達だけでなく、個人の体験を感情や状況とともに記録して他人に発信することが可能になると期待されています。そしてその実現のためには、電話やパーソナルコンピュータに代わる新しいメディア、すなわち体験にかかわる感情や状況の情報を記録したり表現する媒体が必要とされているのです。
本文へ