結晶の切り口を変えたら新しいデバイスが見えてきた
−高性能なデバイスを簡単に実現−
(株)ATR光電波通信研究所 通信デバイス研究室 高橋 光男、大西 一、渡辺 敏英
マルチメディア時代を迎え、通信技術のより一層の発展が望まれています。動画像などの大容量のデータを通信システムが高速に処理する必要があるためです。通信システムは多数の光デバイス、電子デバイスから構成されていますが、それら通信デバイスについて更に高性能化、高機能化を達成していかなくてはなりません。いかにして高性能化を達成するかは大きな技術課題となっていますが、この課題に対する一つの解答が、当所で材料面から研究を進めている化合物半導体材料の高指数面の物性を利用することです。
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