集積回路から配線が消える
−半導体量子効果デバイス−




(株)ATR環境適応通信研究所 第4研究室 藤田 和久、Pablo O. Vaccaro



非常に小さなナノ構造の世界では、従来のマクロな系では見られなかった量子力学的な効果が顕著になります。その量子効果を積極的に利用することで、既存の集積回路を越える新しいデバイスが実現できる可能性があります。ここでは、半導体材料を用いてナノ構造をつくる技術、さらに量子効果を用いた新しいデバイスの可能性について述べます。

本文へ