生物学的情報通信システム研究のすすめ
−革新的アーキテクチャの創出を目指して−




(株)ATR環境適応通信研究所 第一研究室 松田  潤



だれもが真に豊かなコミュニケーションライフを享受できる高度情報通信社会を実現するためには、複雑で多様な情報通信環境の下でもユーザがそれを意識することなく自在に情報通信を利用することを可能にする頑健で寛容な情報通信システムが不可欠です。そのため当研究室では、システムが自律的に状況に合った振る舞いをしたり、さらには自らの構成・機能をも変えることのできる、環境適応能力を備えた生物的情報通信システムの研究を進めています。

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