TR-H-0054 :1994.2.18

山川栄樹,阿部敦

大規模非線形計画問題に対する逐次線形化法

Abstract:現在非線形計画問題も理論的にはかなり整理され、特に最近の並列計算機の進歩により、並列化可能なアルゴリズムを適用してより大きな問題を高速に解くことに注目が集まっている。今回の実習では[1]で提案されているSuccesive Linearization Method - Succesive OverRelaxation(SLM-SOR)、SORと同様にRow-action アルゴリズムとして分類されるJacobi法を実装したSLM-JacobiOver Relaxation、(SLM-JOR)そして同等の処理をする並列版SLM-JORを実際にプログラムを組んで、それらを比較検討する。