TR-O-0044 :1992.3.12.

竹中勉,馬場清一,上綱秀樹,小川博世

1991年度MMIC研究成果報告

Abstract:1991年度のMMIC研究成果状況(LUFET MMIC、多層化MMIC、多層化LUFET MMIC)をプレゼンテーション用にまとめたものである。 まえがき ATR光電波通信研究所において、超小型移動体通信器の実現に向けた小型・高集積化MMICのための回路構成法が研究され、5年を経過する。当初、掲げた従来構成のMMICに対し30倍の集積度向上の最終目標に対し、線路一体化FET(LUFET)、多層化構造といった新技術を提案適用し、現在各要素回路において3~10倍の集積度向上(小型化)を果たしつつある。ここでは、LUFET、多層化技術を基本概念を紹介しつつ、その最近のMMIC研究成果状況について報告する。 尚、本文の構成は、プレゼンテーション用の図を頁左側に、これに対応する説明を頁右側に配置する。説明文中の表現は口語形式をとっているので、留意されたい。