TR-IT-0318 :1999.12

Setsuo Yamada, Kazuhide Yamamoto, Osamu Furuse

Constituent Boundary Parsing for Multi-lingual Spoken-language Translation System (TDMT)

Abstract:多言語話し言葉翻訳処理では、多様な表現を扱える頑健性、円滑なコミュニケーションのため の実時間性、いろいろな翻訳ペアに適用できる汎用性、が要求される。本レポートでは、表層 パターンのみの照合を行なう構成素境界解析を提案し、この解析と用例利用型処理を組み合わ せた新しい変換主導翻訳(TDMT)について述べる。また、TDMTが、頑健で、実時間で、汎 用性が高いことを「旅行会話」を翻訳対象とした実験により示す。