1)1ターンの発話時間、発話のスピード、1ターン中のポーズ数、ひとつのポーズの長さ、発話時間に対してポーズ時間が占める割合、1ターン中の単語数と文字数、1ターン中のCommunicative Act単位の数、構文の曖昧性、言い間違いの頻度・性質に関しては、差異が認められない。
2)代名詞と連体詞の使用については、ジェスチャをともなう発話のほうが頻繁になる。そして、そこでは、近接指示をあらわす「こ」がつく代名詞、連体詞が多用される。
3)言い淀み(間投詞)は、ジェスチャをともなう発話よりも、ともなわない発話によく出現する。