TR-IT-0198 :1996. 10

竹澤寿幸

音声言語統合処理のための 音声認識用日本語文法

Abstract:音声言語統合処理のための日本語文法を検討し、試作した。前終端記号より上位の句構造 規則は音声言語データベースの日本語構文解析情報(JTREE)と同じ体系のものとし、音声認 識のための連接制約は前終端記号の連接制約(constraint)あるいは選好情報(preference)とし て導入する方針とした。こうすることにより、文法の開発・保守作業が容易になるとともに、 音声認識器の高速化と高機能化を図ることができる。