森哲也,ニックキャンベル
単位接続方式における音声データベースの分
類と削減について
Abstract:本報告では、音声データベースの削減手法として、音声の基本単位である母音における、その分類方法と削減方法について述べている。母音に対してデータを削減することの有効性と、また分類と削減を行なう情報としてホルマント周波数と帯域幅、そして韻律情報を用いてデータを評価することで分類と削減が行なえることが確認された。そして、母音という基本単位を用いることによってのデータベースのデータ量が効率良く削減されること、また合成音声の劣化も最小限に抑えられることが実際に確認された。