TR-IT-0031 :1993.12

Jin'ichi Murakami

A Spontaneous Speech Recognition Algorithm with Pause and Filled Pause Procedure

Abstract:本論文では、始めに単語trigramとone-pass DPを基本とし、ビームサーチやViterbiの経路計算の改良などをすることによってメモリ量や計算量を削減したアルゴリズムについて述べる。このアルゴリズムでは、各時刻・各状態において最尤の単語列を知ることができる。この特徴を生かして、音響モデルでは冗長語を認識しながら言語モデルでは冗長語をスキップすることにより、冗長語を含んだ音声を認識することができる。最後に自由発話の認識を行なった。その結果、アルゴリズムの有効性が示された。