-日本語解析システムの現状と課顆- Abstract:本報告では、単一化に基づく日本語解析システムの実行効率を改善するために行われた様々な研究に関する評価実験の結果を述べる。具体的な評価項目は、アジェンダ制御、弧の共有、素性記述の評価時期、入力の形式、辞書の構成、単一化アルゴリズム、文法の規模と粒度、などである。本報告では、各項目における最適な手法と、それらの最適な組合せについて述べ、これらの改良により従来の手法と比べて大幅な性能の向上が達成できたことを実証する。