Takashi Okada
"A Study on the Effective Measure by Shannon's Information Value
in Example-based Machine Translation"
Abstract:用例主導型機械翻訳において、名詞句「N1のN2」の場合、品詞・類語など7種類の属性の値の一致
性から類似度を計算するのだが、この時、最良の類似度を持つ用例が多く出現することがある。
そこで今回、同じ類似度のため優劣のつかない用例に対する効果的な類似選択手法の検討とそ
の実験を行った。本項では、各属性値の持つ情報量の一致性を基準とした類似選択方式を検討
した。その結果、この方式を用例主導型機械翻訳システムの類似用例検索処理に組み込むことに
より、従来より品質の高い類似用例が選択でき、翻訳の質が向上した。