TR-I-0145 :1990. 2

南泰浩,沢井秀文

TDNNの構造の音韻認識率、シフトイバリアント性への影響

Abstract:TDNNを連続音声認識に用いる場合、TDNNの連続音声に対する音韻認識率の 向上が非常に重要となってきた。本報告ではTDNNの連続音声に対する音韻認識 率をHMMと比較し、TDNNの連続音声に対する性能せを調べた。この結果、 TDNNはカテゴリ数の大きな連続音声の認識に対して、HMMに比べて弱いこと が確認された。本報告ではさらに、TDNNの構造の変化による音韻認識率とシフ トインバリアント性の比較を行い、TDNNの連続音声に対する音韻認識率の向上 の可能性を示す。 本報告は、学外実習生南泰浩(慶応大学)が行った実習の報告書である。