TR-I-0031 :1988. 6

森元逞,柿ケ原康二,北研二

音声言語インタフェースの予備検討

Abstract:音声と言語をどのような方式で結合するかは、自動翻訳電話システムを実現する ために確立すべき最も重要な技術の1つである。特に問題となるのは、音声認識 の結果として残存するあいまいさを、どのようにして絞り込むかである。 本レポートでは、音韻ラティス、文節ラティスから最も確からしい候補を求め るために、ラティスと辞書とのマッチングを行う方法、言語データベースから 求めた統計量を用いる方法など、いくつかの方式案についての検討結果や問題点に ついて述べている。