TR-I-0005 :1987. 6

鹿野清宏

連続音声認識

Abstract:本報告は、連続音声認識へのアプローチの一例として、 (1)スペクトログラム・リーディングに基づく音韻認識、 (2)ブラックボード・モデルに基づくシステム構成、 (3)ベクトル量子化を介した話者適応、 (4)単語Trigram Modelによる統計的言語処理、 を取り上げて、著者が関連してきた研究を主体として、平易に解説したものである。上記の分野に関連する文献も多く示すようにして、連続音声認識の研究の最近の一面を把握するのに役立つことを目指した。