TR-C-0095 :1994.1.14

成山桂一,大谷淳,岸野文郎

脊椎骨格モデルを用いた人物動作の再構成の研究について

Abstract:臨場感通信会議における人物像、特に胴体の3次元モデル化方法として人間の骨格構造に注目し、どのように人物モデルを構築するかについて、再構成時の動作速度,表示の現実感を検討し研究の方向を示す。研究のアプローチを人物のモデル化方式の検討、動作の再構成時における現実感の評価に大きく分け、各課題について研究の現状を述べた上で問題点を整理し、具体的な研究課題を抽出する。 当面の研究課題として、脊椎骨格構造に基づいた人物胴体モデルの構築と動作検出点の位置および個数の変化にともなう再構成画像の評価の2つを挙げ、これらの研究計画を述べる。