TR-C-0086 :1993.2.10

浜田雅樹

設計プロセスの蓄積と再利用

Abstract:本資料は,ATR通信システム研究所で,平成2年2月から平成5年2月までに行われた「設計知識の構造化と活用」の研究の成果「設計プロセスの蓄積と再利用」について述べる.設計プロセスの蓄積と再利用は,ソフトウェアの保守を支援する手法から成る.この手法は,設計者 が設計プロセスを記録しながら設計し,保守者がその記録を用いて保守コストを削減する. 本資料では,その研究成果の1つである,プロトタイプシステムDIG(Design Information System)について概説し,更にDIGの実現において残された課題および研究の課題等について述べる.