TR-C-0031 :1989.4.10

高橋友ー,小林幸雄

指文字を例にした手振り認識の結果 - データグローブによる指文字の認識結果 -

Abstract:計算機に指示する方法としてキーボード、マウス、タッチパネル、音声認識装置を用いた音声入力等の入力方法の他に、最近では手の形状からの指示内容理解、顔・視線検出による指示理解等による入力方法が研究されている。 言語と画像情報を用いた地図案内システム(IMAGE)においても、言葉による指示の他に手振りによる指示を踏まえたインタフェースを検討している。 本資料では、言葉と手振り指示といった複数の指示方法を統合する際の事前検討として、手形状入力用装置であるData GloveTMを用いた手振りとして指文字(動きを伴う文字は動作開始時の形として)46文字を手振り認識・理解のために必要となる処理等について検討した結果を報告する。