TR-C-0008 :1988.1.25

栄藤稔,伴野明,小林幸雄

手の動き認識とこれを利用したマンマシンインタフェ—スの研究について

Abstract:言語以外の情報伝達手段として,手の役割に注目して手をポインティングデバイスとしてどのように位置づけるか,また手の位置・形状をどのように認識していくかについて検討し研究の方向を示す. 研究のアプローチを手による指示特性の評価,画像処理による手の3次元認識に大きく 分け,各課題について研究の現状を述べた上で,問題点を整理し,具体的な研究課題を抽出する.当面の研究課題として手の指示精度評価と画像からの手の3次元モデル変形の2つを挙げ,この研究計画を述べる.