TR-A-0152 :1992.8.28

近江政雄

自己運動の感覚における視覚系の役割

Abstract:我々が日常動き回る時には自分自身の運動と一致した自己運動を常に感じている。自己運動の感覚の基礎となっているのは耳前庭感覚系(Vestibular system)であるが、視覚系(Visual system)・身体感覚系(Somatosensory system)等他の感覚系の寄与も大きい。本報告では自己運動の感覚に視覚系が果たしている役割について概説する。