加藤隆仁
文字構造抽出の研究
- 手書き文字品質の人間の主観評価に準じた
品質決定要因による客観的定量評価 -
Abstract:手書き文字の認識精度はその文字の品質に依存するため、品質の定量化が
必要である。手書き文字をきれいきたないの5段階評定する実験より、人間
には共通の評定基準が存在することが分った。次に、手書き文字のきれいき
たないの評定を行っている時の視線の動きを検出する実験より、人間はスト
ロークの込入った部分、等を注目することが分った。これらの実験より文字
品質を定量的に評価できる尺度を提案し、手書き文字品質評価システムを構
成した。この品質評価システムで文字品質の客観的、定量評価の可能性を示
した。
なお、このテクニカルレポートはFinal Talkで用いたOHPを載せたもの
である。そのため、説明不足となっている。この研究に興味を持たれた方は、
この研究の学会発表リストを載せたので、そちらを参考にして頂ければ幸い
です。